バンコク空港からプロンポンへ
スワンナプーム空港(BKK)とドンムアン空港(DMK)から、BTSプロンポン駅(E5)まで。エアポートレイルリンク、タクシー、A1バスそれぞれの使い方と、深夜着の場合の選択肢をまとめました。
BKK→プロンポン
ARL+BTS 約1時間
タクシー(BKK)
渋滞外で35〜45分
DMK A1バス
฿30でモーチットへ
深夜はGrab
24時間対応
スワンナプーム空港(BKK)から
スワンナプーム空港(Suvarnabhumi Airport)はプロンポンから約30kmの距離にあります。交通手段は大きく2つ — エアポートレイルリンク(ARL)経由の鉄道と、タクシー/Grabです。
エアポートレイルリンク(ARL)+BTS — 渋滞を避けるなら鉄道
空港の地下2階にARLの乗り場があります。パヤタイ(Phaya Thai)行きの電車に乗り、終点で下車してください。
パヤタイ駅ではARLの改札を出てから地上階経由でBTSパヤタイ駅に乗り換えます。BTSではスクンビット線を東方向(アソーク・プロンポン方面)に乗り、8駅でプロンポン(E5)に到着します。渋滞の影響を受けない点が鉄道の最大のメリットです。
ARL運賃出典:bangkokairporttrain.com・wikitravel.org(2026年7月確認)
タクシー・Grab — ドアツードアの直行便
渋滞がない時間帯であれば約35〜45分でプロンポンに到着できます。公認タクシー乗り場(到着フロアから外に出たところ)から乗ると、メーター使用が保証されます。
- ・料金の構造:メーター料金+空港割増料金50バーツ(乗客数に関わらず一律)+高速料金。総額は時間帯と経路によって変わります。
- ・Grabの場合:アプリで料金が事前に確定するため、交渉不要で安心です。外国人旅行者にはGrabを推奨する声が多くあります。
- ・時間帯に注意:朝・夕方のラッシュ時はスクンビット通りを中心に渋滞が激しくなります。時間に余裕があれば鉄道のほうが確実です。
所要時間出典:phrom-phong.com/bts-phrom-phong(2025年11月〜2026年確認)。空港割増料金出典:wikitravel.org(2026年7月確認)。
ドンムアン空港(DMK)から
ドンムアン空港(Don Mueang Airport)はプロンポンから約35kmで、スワンナプームより北に位置します。LCCを利用した場合にこちらの空港に到着することが多くあります。
タクシー・Grab
手荷物が多い場合や深夜到着の場合は、タクシーまたはGrabが最も現実的な選択肢です。所要時間は渋滞状況に大きく左右されます。出発前にGrabアプリで料金の目安を確認することをおすすめします。スワンナプーム同様、メータータクシーに乗る際は必ずメーターを使うよう確認してください。
A1バス+BTS — 公共交通派向け
空港の到着フロア外にA1バスの乗り場があります。モーチット(Mo Chit)方面行きで、BTSモーチット駅(またはチャトゥチャック公園)近くのバスターミナルまで向かいます。
A1バスは06:00〜00:00頃の運行です。荷物が少なく時間に余裕がある場合は節約になりますが、スーツケースを持ってのバス乗車はやや大変な場合があります。
A1バス運賃出典:wikitravel.org(2026年7月確認)。BTS運賃は距離制のため駅の運賃表をご確認ください。
SRTダークレッドライン — 乗り換え多めの選択肢
ドンムアン駅からSRTダークレッドラインに乗り、バンスー(クルンテープアピワット)駅で下車します。そこからMRTブルーラインでスクンビット駅へ、BTSアソーク(E4)から1駅でプロンポンです。乗り換えが複数あるため、スーツケースがある場合や初めての方にはあまりおすすめできませんが、覚えてしまえば渋滞を避けられます。
スーツケースとBTSの現実
鉄道を使う場合に多く寄せられるのが、スーツケースを持って乗れるかという疑問です。結論から言うと、乗れます。ただし、いくつか知っておくと便利なことがあります。
ARLは荷物スペースがある
エアポートレイルリンクの車両は空港特急として設計されており、車端部に荷物を置けるスペースがあります。スーツケースを持って乗る乗客が多く、混雑時間帯でも比較的対応しやすい設計です。
BTS改札とエレベーター
BTSの改札口はスーツケースが通れる幅があります。多くの駅にエレベーターが設置されていますが、駅により設備は異なります。パヤタイでのARL→BTS乗り換えでは改札を出てから地上を少し移動する必要があります。
混雑時間帯は要注意
朝7〜9時・夕方17〜20時のラッシュ時はBTSが非常に混雑します。スーツケースを持った状態での乗車は周囲の迷惑になることもあるため、時間に余裕があれば混雑を避けるか、タクシー・Grabを選ぶほうが現実的です。
深夜着の選択肢
深夜便でバンコクに到着した場合、BTSは選択肢から外れます。BTSの終電は深夜0時頃で、それ以降はタクシーかGrab・Boltが唯一の公共の交通手段です。
深夜の移動で知っておくこと
- ・Grab・Boltは深夜も稼働しています。事前に料金が確認でき、行き先をタイ語表示のまま共有できるため、言葉の不安がありません。
- ・メータータクシーも深夜営業していますが、空港では長い列ができることがあります。Grabのほうがスムーズな場合が多いです。
- ・ARLの運行時間はおおむね06:00〜24:00です。深夜0時を過ぎるとARLも運休になるため、その場合は鉄道経由の選択肢はありません。
- ・深夜はGrabの「サージプライシング(需要連動価格)」で料金が高くなる場合があります。Boltで比較してから選ぶと節約になることがあります。
BTS終電の正確な時刻は日によって変わります。終電を狙う場合はBTSの公式サイトまたは駅構内の時刻表をご確認ください。
日本からの渡航者向けメモ
バンコクに不慣れな方向けに、空港到着後の移動でよく役立つ情報をまとめました。
Grabアプリを事前にインストール
東南アジアを代表するライドシェアアプリです。行き先をタイ語で入力・共有できるため、言語の壁なく移動できます。日本のクレジットカードも登録可能です。到着後に焦らないよう、日本出発前にインストールしておくことをおすすめします。
行き先はタイ語表示で見せる
タクシー乗車時は、目的地の住所またはマップアプリの位置情報をドライバーに見せるとスムーズです。「プロンポン(Phrom Phong)」と口頭で伝えるよりも、Google マップやGrabの画面を示す方が確実です。
SIMカードは到着ホールで
スワンナプーム・ドンムアン両空港の到着フロアに通信キャリアのカウンターがあります。Grabアプリやマップを使うためにも、現地SIMを早めに入手することをおすすめします。
両替について
空港内の両替所は利便性が高い一方、市内(スクンビット通り沿いのSlip Exchange等)より少し換算レートが低めになる傾向があります。到着後の移動費分程度を空港で両替し、残りは市内で換えるという方法が一般的です。
よくある質問
エアポートレイルリンク(ARL)でプロンポンまで行けますか?
ARLで直接プロンポン駅には行けません。スワンナプーム空港からARLに乗り(パヤタイ行き、฿45・約26分)、パヤタイ駅でBTSスクンビット線(東行き)に乗り換え、8駅乗るとプロンポン(E5)に到着します。ドアツードアで約1時間が目安です。
スワンナプーム空港のタクシーには追加料金がかかりますか?
空港公認タクシー乗り場で乗ると、メーター料金に加えて空港割増料金50バーツが加算されます(乗客数に関係なく一律)。高速道路を使った場合の料金も別途かかります。出発前に「メーターを使ってください(チャイ・ミーター)」と伝えると安心です。
ドンムアン空港からA1バスに乗るにはどうすればいいですか?
ドンムアン空港の到着フロアの外(地上階)にA1バスの乗り場があります。料金は30バーツで、モーチット方面(BTSモーチット駅・チャトゥチャック公園近く)まで約30〜45分です。モーチット駅からBTSスクンビット線に乗り換え、プロンポン(E5)まで向かいます。
深夜に到着した場合、どうやってプロンポンまで行けますか?
GrabアプリまたはBoltで配車を呼ぶのが最も確実です。深夜でも動いています。メータータクシーも深夜営業していますが、GrabとBoltは事前に料金が確認できる点で安心です。BTSは深夜0時頃に終電となるため、終電後はアプリ配車かタクシーが唯一の選択肢です。
スーツケースを持ってBTSやARLに乗れますか?
乗れます。ARLの車両は空港特急として設計されており、荷物スペースに余裕があります。BTSについては改札口の幅がスーツケースを通せる広さで、多くの駅にエレベーターがあります。ただし混雑する時間帯は乗降に時間がかかることがあります。
ARL運賃(฿45):bangkokairporttrain.com・seat61.com・wikitravel.org(2026年7月確認)。 空港割増料金(฿50):wikitravel.org(2026年7月確認)。 A1バス運賃(฿30):wikitravel.org(2026年7月確認)。 所要時間は交通状況により変わります。運賃は変更される場合があります。